大型砕岩兼用グラブ式浚渫船「第二関雄」
KANYU No.2 | ||
船体寸法 | 長さ | 64.00m |
幅 | 24.00m | |
深さ | 5.00m | |
吃水 | 2.85m | |
甲板機械 | ウィンドラス | 40t×10m/min×4sets |
係船ウィンチ | 10t×10m/min×4sets | |
スパッド | 1.6m×1.6m×32m×3sets | |
サイドスラスタ | 5.0t×1set, 6.5t×1set | |
アンカー | 13t×4sets | |
発電機 | 主発電機 | AC600V×2,500kVA×1set |
補助発動機 | AC450V×220kVA×2sets | |
浚渫機・グラブ | ||
浚渫機 | 巻上荷重 | 150t |
作業半径 | 21.5m | |
浚渫深度 | 85m | |
ヘビーグラブ | 容量 | 13.0m3(WL) |
重量 | 130t | |
ミディアムグラブ | 容量 | 30m3(WL) |
重量 | 90t | |
ブレード&フラットグラブ | 容量 | 33m3(Closed Type) |
重量 | 90t | |
砕岩機 | 砕岩重錘 | 50t |
専用砕岩装置付電気式グラブ浚渫船
浚渫機内に独立した砕岩装置を装備し、超硬土盤の浚渫が可能です。グラブを外すことなく自重50tの平刃型重錘を使用して水面下85mまでの砕岩作業が可能です。DE(ディーゼルエレクトリック)方式浚渫機とサイリスタレオナード方式電動機により高度な浚渫制御が可能です。自動定寸掘削制御、水平掘削制御なども加え、高精度浚渫を実現しています。
急潮流で安心係留できる大型独立ウインドラスを装備
ブレーキ力100tのウインドラス4台により、最大9ノットの急潮流での係留ができます。
狭い航路や海域の浚渫で威力発揮する耐潮流型スパッド
高張力鋼使用の軽量スパッドにより、大水深(-20mまで)耐潮流性(6ノット)に優れたアンカレス係留が可能です。
迅速な移動、微細船位の確保 可変ピッチサイドスラスタ2基設備
船首/船尾の可変ピッチサイドスラスタ2基により、1分間に45mの横移動が可能です。短時間で微細な船位の確保もできます。
■グラブは自動水平掘削装置を装備し、深掘り、余掘り量の減少を計っています。
■音響測深ソナー及びGPSを装備し、リアルタイムで施工管理が可能です。
■アンカーチェーン係留に加え、有効水深18mのスパッド係留が可能であり、狭い航路や海域のノンアンカーによる浚渫が可能です。